Meet Source Trip

カメラ片手に世界をブラブラする28歳の世界一周旅行記

ヨーロッパ最後の秘境と呼ばれる場所・ウシュグリ村

   

【4/2】

メスティアに到着した次の日は一旦この町を後にし、更に山の奥にあるウシュグリという村を目指します。

ウシュグリ

地図を見てもらえば分かる通り、ほぼロシアとの国境です。

ウシュグリへは公共の交通機関などないため、マルシュルートカ(乗り合いタクシー)をチャーターして自力で行かなければなりません。

一台チャーターするので大体200ラリ(12000円くらい)。

観光客が多いハイシーズンなどはインフォメーションセンターへ行き、同じようにウシュグリへ行く観光客を探して皆で割れば結構安くいけるみたいなのですが、僕が訪れた時期はちょうどオフシーズンで観光客もほとんどおらず、インフォメーションセンターで相談しても他に行く人は誰もいないとのことでした。

 

仮に1人で行くとなると日本円にして12000円。。片道3時間の道のりで、ウシュグリには数時間滞在したのち日帰りで帰る予定。(本当はウシュグリでも数泊したかったのですが、仮に行き・帰り、どちらも相乗りする人がいなかった場合片道で12000円というとんでもない金額になるのでそのプランはやめました。ウシュグリの村自体は本当に小さいので1、2時間もあれば問題ないと。)

正直、コスパトしてはメチャクチャ悪いです。。

ただジョージアの山奥なんてそんな簡単に来れる場所でもないですし、”ヨーロッパ最後の秘境”なんて呼ばれている場所。

ここはちょっとお金掛けてでも行くべきか、、

 

と、インフォメーションセンターをあとにし、宿に戻ってしばらく悩んでいると、夕方ごろ韓国人の二人組が宿に宿泊しにきました。

リビングで一緒になり、旅行の予定などを話しているとなんとその二人もウシュグリに行く予定だということが発覚。

三人で行けば費用は一気に1/3に。これは一緒に行かない手はない。

そして、その話をリビングにいたナジの娘アニーに相談すると、知り合いに頼めば150ラリで行けるかもと、更に安い値段で行けるじゃありませんか。

んで、ナジを通して連絡してもらい、最終的には150ラリで車を一台チャーターし、一人頭50ラリ(約3000円)でウシュグリまでの足をゲットできました。

1/4まで節約できたことはデカいです。

 

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ということで翌朝10時に宿まで迎えに来てもらい、いざウシュグリへ出発。

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ウシュグリへの道は距離にしたら大したことないのですが、山道であることと道のコンディションがヒジョーに悪いため2時間半〜3時間はかかってしまうみたいです。

大雪や雨で道路が冠水している時などは行けなくなる場合もあるそうです。

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遠くに見えるメスティアの町。

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最初の方はわりとしっかり舗装された道を走って行くのですが、後半はグネグネの山道。

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途中にもいくつかの町がありますが、この辺りに住んでいる人は生活するのも大変でしょうね。

観光客が訪れるわけではないでしょうし、家畜を飼育してはほぼ自給自足の生活かなー。

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道もだいぶぬかるんできて、牛達が平気で道の真ん中にたむろしています。

車が来ても全く動く様子がない。笑

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ドライバーさんの気遣いで、途中ちょっとした観光をする事に。

上の写真は、メスティア、ウシュグリを含む上スワネッティ地方でよく見られる建物で、

その名も”復讐の塔”と呼ばれるもの。前回のメスティアの写真でもチラホラ写っていたかと思います。

何とも恐ろしい名前がつけられたもんですが、かつてこの辺りに住んでいた少数民族たちがグルジア人との争いの中で、侵略から逃れるために家族や家畜を全て連れて逃げ込み一週間以上もこの塔に立てこもったんだとか。その他にも”他人からの復讐に逃れるためにこの塔を建てて一週間以上こもった”なんて話もありますが、詳しくはわかりません。

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そんな感じで、ちょこちょこ観光しながらウシュグリ村を目指します。

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さすが、”ヨーロッパ最後の秘境”と呼ばれる地域だけあって、かなり浮世離れした景色が広がっています。

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これが夏のハイシーズンだったら斜面が一面緑に覆われて綺麗だったんでしょうけど、これはこれで雰囲気があっていいかなと思います。

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旅行ってハイシーズンに行けるに越したことはないんですけど、そうじゃないシーズンでもそれはそれで面白さがあって、気に入った場所だったら各シーズンに訪れたくなりますね、ほんと。

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そして車に揺られること約2時間半、目的のウシュグリ村に到着。思っていたよりも早く着きました。

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ウシュグリに着いたのが13時前で、15時にはまたメスティアに向けて戻るということで村歩きをスタート。

ドライバーはこの間、僕たちの観光をただ待つだけになるので最初に「観光する時間を2時間欲しい」といった時はもの凄く嫌な顔をされましたが、僕はゆっくり写真を撮りたかったのでそこはなんとか粘って2時間ゲットしました。

まぁ普通に歩いて回るだけだったら1時間もあれば周り終えてしまうかと思います。

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時期が時期なだけに、村は雪で覆われ空もドンヨリ。

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こちらが先ほど紹介した復讐の塔。各家に一棟あります。洗濯機、冷蔵庫、車と同じレベルですね。確かにどの家を見ていても必ずこの塔がセットになっています。

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塔の最上階には敵を監視する窓までついています。おそろしやおそろしや。

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ここウシュグリは人口200人の村で標高2400mの場所にあるため先ほども書いた通り”ヨーロッパ最後の秘境”なんて言われています。

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確かにここまでくれば道路や電気などのインフラ設備は整ってませんし、自前で車をチャーターすることも含めれば行くだけでも一苦労ですね。

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辺り真っ白な雪山で囲まれていますし、そんな中にポツンとあるこの村は秘境と呼ばれるにふさわしいかと。

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まぁ、この村自体にアクティビティなど特別何かかがるわけではないので、周囲の景観と合わせてこの村の雰囲気を楽しむといった感じ。

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こういう場所は日帰りでサラッと終わらせるんじゃなくて、ホームステイなどで数泊してこの村の文化だったり、ライフスタイルだったりを楽しむ方がベターかと思います。秘境と呼ばれる場所はそれだけ近代化の手に染まっていない、独自の文化が色濃く残っている場所なので。

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といっても、メスティアを含めこの上スヴァネティー地方は世界遺産にも登録されているため、近年は急速に近代化が進んでいるみたいでできるなら今のうちに訪れたい場所。

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確かにメスティアのメインストリートを訪れたときはちょっとビックリしました。

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観光客も年々増加傾向にあるみたいなので、僕も”夏の上スヴァネティー地方”をできるだけ早く訪れてみたいものです。

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雪山、復讐の塔、牛飼いとなんとも絵になる風景です。

この絵はこの地方でしか撮れない絵でしょうね。

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僕は村の中だけでなく、その周辺も歩いてみました。

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遠くから見たウシュグリ村。

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こちらが村の中心にあたる場所ですが、それでもこの規模なので本当に小さな村です。

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谷の間にあるのが分かります。

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村の中の道路はほとんど整備されておらず雪や雨でべちゃべちゃ。

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この村に住んでるおばあちゃん。良い笑顔。

赤く焼けた頬や深いしわがこの土地の厳しさを物語っています。

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古い建物は本当に年季が入っていて、使われている材料もこの周辺から取ってきたんだろうとなと思わせるものばかり。

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なかなか雰囲気がある場所です。

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おじいさんに写真を撮らせてもらいました。凄く険しい顔してますが、普通に優しいおじいさんです。笑

この地方はグルジア人とはまた違った民族で形成されているので、顔なども首都の方とは少し違うのかな?

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学校帰りの子供たち。

村の入り口に小さな学校がありました。

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と駆け足で見て回って帰る頃には雪が。

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この後、雪は更にひどくなり丁度いいタイミングで観光を終えることができました。

 

 

次はやっぱり夏の青々とした緑の時期に訪れてホームステイなんかで数泊滞在してみたいものです。

ということでこれにてウシュグリ観光はおしまい。次回はメスティアに戻って再度町歩きをした話について。

 - ジョージア(グルジア)

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