Meet Source Trip

カメラ片手に世界をブラブラする28歳の世界一周旅行記

ウルグアイと聞いて「世界一貧しい大統領」のスピーチを思い出した件について。

      2015/01/07

 

【4/25】

 

この日はアルゼンチンを飛び出し、お隣の国ウルグアイに日帰り観光に行って来ました。

そもそもウルグアイがどこかというと

 

ウルグアイ

 

ここ。アルゼンチンとブラジルに挟まれるかたちで位置しています。

一度訪れた今でこそどの辺りに位置しているかは把握できていますが、正直南米に来るまではウルグアイがどこにあるかなんて知りませんでし、この国の国際的な立ち位置や主要産業なんてことはもちろん知りませんでした。

 

まぁ、なーんにも知らないウルグアイですが、僕がウルグアイと聞いて唯一思い浮かんだのが、

 

ホセムヒカ

(写真はネットから引用)

ウルグアイ第40代大統領ホセ・ムヒカ

 

なぜ知っていたかと言うと、コレ。

2012年に行われた世界の環境の未来を決める地球サミット「リオ会議」でのホセ・ムヒカ大統領のスピーチ。

 

 

これ、別に難しい話ではなく、言ってる事はひじょーにシンプル。

頭の弱い僕でも簡単に理解できる内容なんです。シンプルなものほどパワフルってのはまさにこのことですね。

 

「至極真っ当な内容」「綺麗ごと」かも知れないけど、これだけの舞台でこの発言が出来るってのは自らがそれを実行しているからなんだろうなー。

彼は「世界で一番貧しい大統領」として知られていて、個人資産の約90%を政府や財団に寄付し、自身の資産は郊外にある自宅と車のみだそうです。

 

そんなわけで自家用ジェットなんてモノは勿論持ち合わせていないわけで、国際会議などに出席する時は一般市民と同じエコノミークラスに乗るか他の大統領に相乗りさせてもらっているみたいです。

 

相乗りって。笑

 

バックパッカー並みの行動力だな。

 

資本主義上等の今の世の中にこんな大統領がいるなんて驚きですね。

しかも、銀行口座もクレジットカードも持っていないって言うから、ほんとに「ピュア」な貧乏なんでしょう。散財したとかじゃないって意味で。てか「貧乏」って言葉を使うの正しいかも分からなくなってくるレベルです。

 

ムヒカ大統領はこのスピーチの冒頭、

 

“持続可能な発展と貧困をなくす事について語られていたけど、それって本音?”

 

っていうストレートな疑問から入り、

 

“裕福な国の発展と消費モデルを真似することが正解?”

“ドイツ人が一世帯に持つ車の数と同じ数をインド人が持ったらどうなる?酸素はどれくらい残る?”

“そもそも80億人が裕福な生活をするための原料がこの地球に残ってると思う?”

 

と、分かってはいるけど「見てないフリ」をする僕たちにそう遠くない未来について語りかける。

一国のリーダーの言葉となるとその意味合いも重みもかなりのインパクトがあるかと。

 

 

以下、備忘録として印象に残った部分を簡単に。結構意訳になっちゃったけど。

*****

 

資本主義の中でマーケット経済が、マーケット社会を造り、 そのグローバリゼーションが起こる事で地球の資源は確実に枯渇していっている。

そして、今やそれを造り出した自分たちがこのグローバリゼーションをコントロールできなくなり、逆に私たち自身がこの「消費社会」に振り回されてるという現実。

 

作って消費、作って消費を繰り返してる。

この残酷な競争で成り立つ消費主義社会で、今更「皆でこの世界を良くしよう!」というのは到底考えにくい。

一番の問題は環境危機問題じゃなくて政治的な問題。

 

私たちは発展するために生まれてきたんじゃない、幸せになるためにこの地球に来たんだ。

人生は短い。そしてあっという間に過ぎ去って行くもの。

 

命よりも高価なものとは?

 

ハイパー消費がこの世界を壊してるというのに、人々は高価なモノやライフスタイルのために人生を放り出している。「消費すること」が社会のモーターとなっている今の世界では、私たちはただひたすらに消費を繰り返さなければならない。しかも早く、多く。

 

消費がストップ→経済が麻痺→不況のお化けが現れる

 

なので、そのためにはたとえ10万時間もつ電球が作れる(技術的には)としても1000時間で切れる電球を作らなければならない、経済を回すために。

 

「使い捨て社会」という、そんな悪循環の中に私たちはいるんです。

 

石器時代に戻れとは言わないけど、せめてマーケットをコントロールしなくてはならない。

これは政治的な問題。

昔の賢い人たちもこんな事を言っている。

 

「貧乏な人とは、少ししかモノを持っていない人ではなく無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のこと」

 

とにかく見直さなければならないのは私たちのライフスタイル。

 

発展は幸福を阻害するものではなく、もたらすものでなくてはいけない。

愛、人間関係、子供へのケア、友達を持つこと、必要最低限のものをもつこと、それらの「幸福」が私たちにとって最も大切なもの。

環境のために戦うのであれば、幸福こそが環境の一番大事な要素だということを覚えておかなくてはならない。

 

*****

 

勿論これを全て鵜呑みにして、「これからは何も買わない!贅沢しない!」なんてことは現実的に厳しいと思いますが(特に先進国にいる僕たちからしたら)、今の自分のライフスタイルをもう一度考え直す1つのキッカケにはなるんじゃないかなと。

 

いつも「お金足りないなー」なんて思っている人は特に。

 

と、色々書いてたら旅とは全く関係ない文脈になっちゃったので、ウルグアイ観光についてはまた次回にします。笑

 - ウルグアイ

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